需要が増え、供給が減ると相場は上昇します。
需要が供給を上回ればモノの価格は上がり、供給が需要を上回ればモノの価格は下がるためです。
②ドル円が安くなる
米ドルが安くなると、金相場は上昇します。
一般的に米ドルの相場と金の相場は、逆相関関係にあると言われており、米ドルが安くなれば金相場は上がり、米ドルが高くなれば金相場は下がります。
例えば、1ドル100円と120円の場合では、1ドル120円の方が金相場は上昇する可能性が高いです。
金は貴金属の一種でもあり、お金の一種でもあるため為替の影響を受け、特にドル円の為替相場の動きが、金の相場に影響を与えるケースが多いです。
③地政学リスクの影響が高まる
地政学リスクの影響が高まると、金相場は上昇します。
地政学リスクとは、世界の政治経済の予測ができず、先行きを不透明にするリスクのことです。
などが地政学リスクに該当します。
地政学リスクが高まると、安定した資産を求める人が増え、モノに価値がある金の需要が上昇するため、金相場も上昇する傾向にあります。
一方で、紛争やテロによる影響がなく、地政学リスクが下がると、他の資産にも需要が流れるため、金相場は低下する傾向にあります。
④インフレが懸念される
インフレが懸念されると金の需要が高まり、金相場も上昇します。
インフレとは、モノの価格が上がり続ける状態のことです。
インフレが懸念されるタイミングで、金へ投資しておけば、モノの価格と同時に金の価格も上昇するため、自己資産を守ることが可能です。
また、近年ではデフレ(モノの価格が下がること)であっても金相場が上昇することがあります。
景気が悪くなると、大手企業や国への信用や不安が増し、株価や債券が下がりますが、金は破綻のリスクが極めて低いため、投資対象として注目されます。
多くの人が金を求めるタイミングは需要が増すので、金相場も自然と上昇していきます。
⑤各国の中央銀行が金の購入に走る
各国の中央銀行が金の購入に走ることで、金相場が上昇します。
各国の中央銀行が金を購入するタイミングは、金の需要が上昇し供給が下降するためです。
世界各国の中央銀行は、リスクヘッジとして大量の金を保有しており、売買の動向が金相場に影響します。
特にリーマンショック後は、投資家の米ドルに対する信頼が不安定となり、買い手が先行するため、中央銀行の判断が金相場の変動に直結することが多いです。
また、近年では中国やインドなどの新興国の中央銀行も金の購入を進めており、買い手の需要が世界各国で増えていることも金相場が上昇する要因となります。
⑥世界的な低金利
世界的な低金利によって、金への投資価値が高まり、金相場が上昇します。
一昔前までは、銀行への預金に対する金利で資産が増える時代でした。
しかし、現在では金融緩和により金利が下がり、預金に対する利子がほとんど付かなくなりました。
そのため、預金ではなく金への投資が注目されるようになり、金相場が上昇します。
以上が金の相場が上がる理由です^_^
金の売買の参考にしてもらえたら幸いです。
相場は一気に変動することはあまりないので、高い水準を維持している
今が1番の売り時です。
もっと上がるかもしれないと思ってタイミング逃すと大きな損をしてしまう可能性もあるので
まずは査定だけでもお待ちしています^_^