こんにちは
おたからや関屋駅前北口店です

今回は、歴史はまだ比較的浅いイタリアの高級革バックで有名なボッテガヴェネタについてお話しさせていただきます。

[歴史]
ボッテガヴェネタは、1966年にイタリアのヴェネト州ヴィチェンツァで設立された会社です。

ブランド名に、創業者自身の名前をつける会社が多いですがボッテガヴェネタの由来は「ボッテガ」とは工房という意味で、つまり「ヴェネトの工房」という意味です。

当初から「自分のイニシャルさえあれば充分」と言う信条のもと作り出され製品は、ブランドロゴもつけない、シンプルで洗練されたデザインです。

1970年代から1980年代初めには世界中の著名人を多数顧客に抱えるようになりました。
その中には、ジョンFケネディの奥さんや、ファラパーレビ元王妃も名を連ねていました。

ですが、1980年代後半から1990年代になると、経営陣がイメージの転換を図り、ブランドロゴを入れるなど、その勢いに限りが見えてきました。

2001年に経営難に苦しんでいたボッテガヴェネタはグッチグループの参加となりました。

当時グッチグループのクリエイティブディレクターだったトムフォードが、エルメスなどでデザインを担当していた「トーマスマイヤー」をクリエイティブディレクターに任命しました。

トーマスマイヤーは「自分のイニシャルさえあれば十分」と言う信条を取り戻し、職人の高い技術を生かす洗練されたデザインの製品で、ブランドを急成長させます。

小さな工房から始まったボッテガヴェネタは、現在では世界43ヵ国に広がるまで成長し、今ではジュエリーや時計、インテリア、香水など総合ファッションブランドとして展開されています。


[商品]
カバ
カバはボッテガヴェネタを代表する商品の一つで、2人の職人が2日間かけて編み込んで作られるバッグで、手間暇をかけて作られています。
価格が高くなりますがリセールでもお値段がつく商品です。

アンディアーモ
2023年に登場したモデルで、ラムレザーのイントレチャートで仕立てたボディにノットがモチーフになったブラス製の金具がモダンなムードを出しています。
新しいモデルの分お値段もつきやすい商品です。

サーディン
今最も熱い視線が注がれるモデルで、ジョディのように曲線を描きながら、彫刻のようなメタリックのハンドルが印象的です。ケンダルジェンナーをはじめ多くのセレブからも注目されてる商品です。

いかがでしたでしょうか？
ボッテガヴェネタの歴史、小さい町工房からの世界的ブランドになった背景には創業当初のコンセプトを大事にすると言うことが描かれていましたね。

今回はここまで！